豹那「オイ月子。
もう充分だろ」

虎幸「...豹那、僕は君に邪魔する許可をした覚えはないぞ」

豹那「貴方に許可を得る謂れはない。
月子は連れて帰ります」

虎幸「君ごときがその子の為に何が出来る?
君といても退屈だから、僕のところに来たんだ」


豹那「...ッは、よく喋る口ですね。
暫し閉ざした方が身のためだ。

縫い付けてやろうか(ギロッ」

虎幸「お前こそ、目上の人間への口の聞き方を叩き込んでくれる(ジロッ」


((お互いを重んじあっていた兄弟が、何故、お互いの命を狙うのか。
私は、理由を知っている))



■私一人消えればこんなにギスギスすることも無いのかな




■虎幸と遊ぶ