豹羅「て、めぇ...!!
いい加減に...!!」





豹那「月子___?」



豹羅「!!?
豹那なんで...!!」



((私より少し離れた位置で立ち尽くす豹那さん。
ひどく傷ついた顔をして。
まるで、なにかが壊れてしまったかのような目をしている))



豹那「そんな...。

そんな........」


((たったそれだけ呟いて。
まるで堪えられないとでも言うかのように踵を返して走り去った。

豹羅さんは鋭い視線で私を睨み、豹那さんを追いかけていった))



竜也「...やっと...!!
やっと、消えた...!!」





■そんなこと知らない!