豹那「ん...来たのね。

狼華達にもプレゼント渡されていたのでしょう?
すぐわかるわよ。


...プレゼント、ありがとう。
正直貰えると思っていなかったわ。
何故って言われたら説明が難しいんだが...。

...この話はやめておきましょう。


お礼っていうか...。
私も、プレゼント用意しているわ。
受け取ってちょうだい?」


((そう言って渡されたのは、大きなピンク色の袋。
何だろうと思いつつ袋をあけると...。


わ、ぁ...!!))



豹那「...っき、気に入った...?」


((大きくてふわふわな、犬と猫のぬいぐるみだー!
かっわいい...!!))



豹那「...お気に召したようね。

その犬のぬいぐるみ、真っ白でしょう?
ハスキーがモチーフなんだって。
見たとき誰かに似てる気がして...。
よく考えたら、番犬の娘そっくり。

ロシアンブルーをイメージしてるっぽい猫のぬいぐるみは...まぁ、おまけだ。


この学園じゃ神経使うことも多いから...。
そのぬいぐるみで、少しでも癒されるなら幸いよ」


((ありがとうございます、豹那さん!!
今日からこの子達と一緒に寝ます!))



豹那「っふふ、それは何よりね。


嗚呼、そうだわ。




メリークリスマス、月子」




⊃豹那からのプレゼント