豹那「ごめんなさい.....ごめん、なさい...!
壊す気は...ないんです...!!」
((豹那ちゃんの部屋は、とても中学生の女の子の部屋とは思えないほど殺風景だった。
衣装箪笥と、勉強机があって。
部屋の中央には少し大きめのベッド。
ベッドの上には林檎を抱えたリスのぬいぐるみが一個ぽつんと座っている。
生活感はあるが、女の子の部屋とも言いがたい。
質素そのものだ。
豹那ちゃんをベッドにおろし、自分も潜り込む。
きっと泣きつかれたはずだから、あわよくばこのまま寝かせてしまおう。
柔らかい髪を撫でてあげれば、次第に豹那ちゃんの泣き声は小さくなった。
体を丸めて拳をにぎり、まるで殻に閉じ籠るかのように眠る豹那ちゃん。
眠るときでさえ自由のない彼女に、思わずため息が出た))
豹那「ッ.......。
に....ぃ.....さん....」
∨...お部屋に、行きましょうね...(抱き上げて優しく背中を擦る)