豹那「っっひいいい.....!!!

っ....グスッ....!!
はなして...ください...グスッ...!


ダ......ッメ.....!!!!(ドクッ__」












ガシッ


((大泣きをする豹那ちゃん。
その手首を、無骨な手が掴んだ。

視線をあげれば、恐ろしいくらい冷たい目をした東雲君がいて。
豹那ちゃんの手首を掴む手に力でも入っているのか、細い手首がどんどん赤みを帯びていく))



東雲「...」

豹那「ッひ...!!
っご、ゴメンナサイ...ゴメンナサイ...ゴメンナサイッ!!!」


((物言わず、豹那ちゃんを見下ろし手首を締め付ける東雲君。

いつも豹那ちゃんに優しくしている印象があるのに、こんな目を向けるなんて))



∨し、東雲くん...?待って、豹那ちゃんは何もしてないの!私が無理に触ったから...!(慌てて東雲の腕を掴む)




∨(指を絡める)豹那ちゃん、泣かないで...ごめんね。