((月明かりに照らされて、底光る銀髪は、まるで刀匠が丹精込めて磨き上げた刀のよう。
混沌とした深紅の瞳に、ニヒルに歪んだ口許。

あの、目元。
誰かににている))



「___こんばんは、お姫様?
こんな時間に出歩いて、悪い子だねェ___?
どっかの横暴な君主に遭遇してしまってもおかしくない夜だというのに」





∨暴君に遭遇する