豹那「ん...。

いえ。
もう、大丈夫です。
先輩のお陰で...痛くないです。



...先輩。

副会長様に言われたんですけど、痛みは人の危険信号...?なんですって。
体が出す、最後の危険信号で、基本的にはなくてはならないもの。

だから、先輩に痛みをとってもらうの、申し訳ないです。
危険信号...?先輩に、押し付けてるようで...」


∨んー、本当に必要な痛みまで奪うつもりはないけど、豹那ちゃんが泣いたり辛そうにしてるのを私が見たくないの(困ったように笑う)




∨もう、二人ともダメよ。...豹那ちゃん、ほっぺたまだ痛い?(するりと赤みの取れた頬を撫でる)