ドッカーンッ...


マシュ『爆発...!?
マスター、無事ですかマスター!』


((う、うん。
新宿のアーチャーが護ってくれたから...。

...今のって...。
罠...?))


新宿のアーチャー「今私の腰がこう...ピキッと...!」


((あ、ごめん))


新宿のアーチャー「まぁいいヨ。

さてマスター君。

生きている意味は後から付け足されるものだが、今、ここにいる意味は確かに存在する。
君は特異点を修復するために。
私は___恐らくは、それを援護するために。

そして誰かは、それを防ぐために。
その意味を考えて選らばなければならない。

さあ、わかったら起立!!」


((は、はい!!))


新宿のアーチャー「礼!」


((礼!))


新宿のアーチャー「着席!」


((ないない))


新宿のアーチャー「ちぇ、引っ掛からないか。


さて、もう一つ、先程の赤ん坊についても考えよう。
あれは、間違いなく悪意のあるトラップだ。
これはいいネ?

では、悪意あるトラップはそもそも誰が仕掛けたのか?

はい、答えはこれだ!」


マシュ『マスター!
気を付けてください、敵性の反応が出現しました!
数は十一体!』


新宿のアーチャー「"コロラトゥーラ"の登場だ。
急いで隠れたまえ!」


((新宿のアーチャーに従い物陰に隠れた直後、現れたのはコロラトゥーラという...マネキン人形のようなもの。
形容詞し難いが、言えることは一つ。

とっても残虐なものだ。

自分を炙り出すために、わざと悲鳴をあげさせている。

何と踏みとどまった。
でも...!!))


新宿のアーチャー「...不満と言いたげな顔だが、今は撤退だヨ。
音を立てずに...」


カッラーンッ


新宿のアーチャー「...」


((.....。
あの))


新宿のアーチャー「私悪くないネー。
ゴミ散らかしてる新宿の町のせいだネー」


((誰がどう考えてもあんたのせいじゃああああああ!!!!
豹那も居ないのにどーしてくれんのさぁぁああああああ!!!!!!))


マシュ『せ、先輩落ち着いてください!』


‡まずは撃退です!




‡ピピ...