マシュ「豹那さん!!」豹那「ッ...大丈夫...!
弾かれただけだ...!
それよりマスターは!!?」
(レイシフト直前。
体が霊子化すると思った矢先だった。
電流のようなものが全身に走り、私の体はコフィンの外に弾き出された。
勿論、こんなことは初めてだ。
隣のコフィンのマスターは成功したよ...う、だ...?)
豹那「って空ァアアアア!!?」
(『まーたー空ーーーー!!!?』)(このマスターは不幸体質なのか!!?
サーヴァントに好かれるがゆえ何騎かの幸運の低さでもうつったのか!!?
...私じゃね?
とか言ってる場合じゃねぇぇぇぇえええ!!!)
マシュ「マスターを戻してください!!」
「試してはみますが、絶望的です...!」(___この人は___。
この人は、そんなところじゃ死なない...!
絶対に!!!)
豹那「月子___!!!」
(祈りが届いたのか。
はたまた気まぐれか。
地獄への、道案内か。
マスターは寸でのところで助けられた。
棺桶を持つ、うさんくさい髭に。
何あのアーチャーっぽいの。
ヘクトール殿以上のオジサンやん。
...何はともあれ)
‡無事で良かった...