豹那「サーヴァントの知識ならば私よりもエミヤ殿の方が...。
あ、いや、アサシンの方ではなく...。
アサシンの方も知識はございますけど...。

じゃなくて。

オルタナティブ。
私達英霊の持つ負の側面がマスターの干渉や強力な呪いによって表面化した状態です。
負の側面が素である反英霊...ジキル殿とかですね。
彼らは既に負が表に出ているのでオルタナティブはありません。

マスターの世代で言う、闇落ちに相応しいですね。


現在登録されている英霊は...。
セイバー、アルトリア・ペンドラゴン殿のオルタナティブ。
ランサー、アルトリア・ペンドラゴン殿のオルタナティブ。
アーチャー、エミヤ殿のオルタナティブ。
ランサー、クー・フーリンのオルタナティブ。
ルーラー、ジャンヌ・ダルク殿のオルタナティブ。
謎のヒロインＸ殿のオルタナティブ。

ライダー。メドゥーサ殿のオルタナティブはゴルゴーン殿という認識でよろしいでしょうか...？
牛若丸殿は...オルタナティブではないか...。

オルタナティブによってクラスが変わることもあるのですね。
クー・フーリン殿とかジャンヌ・ダルク殿とか。
バーサーカーとアヴェンジャーと、ランサー。
ランサーの方はサンタとリリィもついてきてますけど。


...ん...？
あれ...？」

マシュ「豹那さん？
端末片手にどうしました？」

豹那「いえ...あの...。

ランサーのオルタナティブって、アルトリア殿以外にいましたか？」

マシュ「さぁ...？
私は聞いたことがありませんが...」

豹那「確かに存在がある。
されど姿を見せない...。

顔のない王と同じ仕組みか...？
ん...？？」