名前:愛染国俊

「来派の二代、通称35字国俊が打った短刀だ!」

これだから愛染明王は最高だぜ!

主さん、熱あるだろ!


(息づく間もなく額に手を当てられる)
(国俊の表情はさらに険しいものへと変わり、私に一言断りを入れるとすぐに横抱きにして廊下を走りだした)


(随分前にふざけて貼った「廊下はお静かに」の貼り紙が目につく)
(こういう場合は叱るべきか否かをぼんやりと思案していると、いつの間にか私の部屋に着いていた)


(敷かれた布団にごろんと横になると、心配そうな面持ちの国俊がこちらを覗き込む)


風邪っぴき主さん続続