名前:愛染国俊

「来派の二代、通称35字国俊が打った短刀だ!」

これだから愛染明王は最高だぜ!

(ぎゅうっ)

(……結構力を込めて抱き締めたというのに、まったくといって起きる気配がない)
(不安が募ってきたそのとき、抱き締めた背中から国俊の匂いがした)

(良かった、国俊だ)

(嬉しくなり、もう一度ぎゅっと抱き締める)


「……主さん……」
奥の布団で思い切って抱き締める