名前:愛染国俊

「来派の二代、通称35字国俊が打った短刀だ!」

これだから愛染明王は最高だぜ!

(国俊に書類と指輪一式を渡した)


……主さん。
ここまで俺を強くしてくれてありがとな。

ちょっと前までは太刀にも負けねぇってところを主さんに見せたくて頑張って、がむしゃらに修行して、自分がいかに愛染明王に頼り切りだったかを自覚した。

それからまた修行を重ねて……今日はこうして、主さんの隣に立っている。

俺はもう一人前の刀だ。
だけど、これは終わりじゃない。

俺はこれからも主さんを守り続けていくよ……。


(国俊の顔が少しずつ近づいて――)
ケッコンしよう