・…ん……ワガママな甘えん坊さんだね。…落ち着けば、寝れるかもしれない。…いっそ、このまま抱きあってみる?
うー…ワガママでごめん…
でも、せっかく「」と一緒に寝ているから…
落ち着けば眠れそうか?
それなら、もう少しこのままでいてみようか…
抱き合うのは恥ずかしい…
もう少し慣れる時間がほしいよ…
・いやぁ……とことん励ましたくなるし、後ろから抱きしめてやりたくなっちゃう…。……本を借りるのは真っ直ぐなのか…。直角に曲がる、とか?
そこまでしてもらえるなら悪くないかも…
本だっていつも正々堂々借りに行ってるぜ?
直角にだって曲がりはしないぜ!
私は真っ直ぐな魔法使いだ。
・…ぶっふぇっ…。せかいがまわりはじめ…た……。うっぷ……。
アリス「ああ…やっぱりこうなった…
だから止めた方がいいと言ったのに…」
どうしたんだ「」は?
紅茶キノコが美味しすぎておかしくなったとか?
アリス「そんなわけないでしょ!
早く「」を横にしてあげないと…」
・…謝る速度早かったな…まあ…。今に始まった事ではないし、次気をつけてくれれば…ね?
許してくれるのか…
「」は優しいぜ…
パチュリー「何を赤くなっているのよ…
それで貴方たちは何をしに来たの?」
ああ、少し本を読ませてもらおうと思ってな。
パチュリー「…また泥棒に来たの?」
・ああ。よくは覚えてないけど、外の世界では2人程妹がいた……気がする。確か、霊夢や魔理沙みたいに素直じゃなかったけどね。
・…へえ、そうなのか。っと、変なところ触らないようにしてるけど、擽ったかったら言ってね?
霊夢「ふーん、妹がいたんだ。
だから甘えられ慣れてるの?
ふふ、気遣ってくれてありがとう。
くすぐったくはないから平気よ。
「」が優しくおんぶしてくれているからね。」
・…あー……。い、今はごくごく平凡かつ一部平坦だが、少しずつ大きくなるぞ!名前も体も!
今は平凡で平坦な道を行くような人生だな。
でも、身長も少しずつ大きくなる!
「」の名字をもらって名前も大きくなるな!
霊夢「都合よく強引に解釈しすぎでしょ…」
・魔理沙も一瞬、外へは出たことがあるんだっけ?都市伝説がどうとかって時に。……目の前に……(ちらっ)あ。アリスの本。つまりアリスか。(にやにや)
・少なくとも記憶の限りではないと思う。…まあ、今後誰かと付き合ったらわからないけども。
よく知っているな?
本当に少しだったけど外の世界には行ったことあるんだ。
戦ってたから外の世界がどういう感じだったかはあまり見てないんだけどな。
もう、「」は意地悪だなぁ…
私の方が二次元の女やアリスより可愛いよな?
記憶にないならいいけど…
付き合ったら一緒にお風呂に入らないといけないのか…
ど、どうしよう…
・だけど通うと妬くんだろう?また、気分が向いたら行こうかな。
・…え、いや。あそこの人かなぁって一瞬思ったが、よく考えると今も周りにいろんな人がいるなぁって?
まあ、少しは…な。
仕方ないじゃないか、「」のことが本当に好きなんだから。
あそこの人って…前のベイビーのあの人のこと…?
とにかく私のライバルは多いようだな。
誰が相手だろうと私は「」のことだけは譲るつもりはないぞ!
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