幻想郷の住人に質問も四回目だ。
今回の回答者は秋姉妹こと秋静葉と秋穣子!
静葉「姉の静葉です、今回はよろしくね。」
穣子「妹の穣子です!「」よろしくー。」
うーむ、二人一緒だとどっちがどっちなのか分からない奴もいそうだな…
頭に蟹を乗せている方が姉の静葉でそうじゃない方が妹の穣子だ。
見分けはついたかな?
静葉「蟹じゃない!
というか私たちの見分け方はそんなものなの!?
あんまりふざけたことを言ってると木を蹴って鍛えた自慢の足で貴方も蹴り飛ばしてやるから!」
穣子「それじゃあ私も作物をダメにするときに踏み荒らすのに使う自慢の足で踏んづけてやろうかな!」
落ち着けって、冗談に決まってるじゃないか。
そんなことより、そろそろ回答の方をしてもらうぞ。
準備はいいか?
静葉「まだまだ秋だし元気は有り余っているの。
なんでも質問してちょうだい。」
穣子「どんな質問が来てるのかなー?
わくわく。」
・秋姉妹への質問、秋の存在感がどんどん小さくなっている気がするのですが大丈夫ですか?
ここ最近は秋になっても暑い日が続くと思ったらすぐに寒くなったりするからな。
お前たちがだらしないから秋が短くなっているんじゃないのか?
静葉「そんなことないと思うけど…
ちゃんと紅葉だって毎年見れるし、農作物だってたくさん採れるでしょう?」
穣子「そうだよね。ちゃんと私たちの仕事してるよ?」
それもお前たちの仕事かもしれないけど、秋を司るのもお前らの役目だろ?
紅葉や農作物もいいけど、秋を長くするのも頑張ってくれよ。
個人的にも秋は気候が丁度いい季節で好きなんだ、すぐに寒くなったりするのは困るしさ。
静葉「私も冬は大嫌いよ、だからずっと秋であってほしいと思っているわ。
でも終わりはいつか必ず来るものなのよ…
ああ、もう今年も終わるのね…」
穣子「まーたお姉ちゃんが一年の終わりを感じて嘆いてるよ。
まあ、冬になるとすることもなくなるから気持ちは分かるけど。」
無力な神様たちだな…
こんな奴らに秋を任せておくのは少し不安だぜ…
・静葉への質問:普段、穣子の事はどう呼ぶ?
静葉「「穣子」って名前で呼ぶかしらね。」
穣子「そう呼ばれることが多いね。
後はたまに「あんた」って呼ばれることもあるよ。」
普段は名前で妹のことを呼んでいるんだな。
因みにどんなときに「あんた」って呼ばれるんだ?
穣子「怒ってるときとか機嫌悪いときに呼んでくるね。
それから私が人間と仲良くしていたりするとそう呼ばれる。
あれはどうしてなの?」
静葉「べ、別に穣子の方が人気があるから嫉妬してるとか、そういうわけではないわよ?」
ふーん、静葉は妹に嫉妬してるのか…
静葉「だから違うってば!」
・穣子への質問:普段、静葉の事はどう呼ぶ?
穣子「お姉ちゃん!
私はお姉ちゃんとしか呼ばないよ。」
静葉「普通の妹は姉をそう呼ぶわよね。
私もそう呼ばれるのが落ち着くわ。」
たまには呼び方を変えてみたらどうだ?
例えば…頭に蟹乗せてるヤローとかさ。
静葉「まだ言うの!?
今度こそ蹴飛ばすわよ!」
穣子「頭に蟹乗せてるヤロー落ち着いて!」
静葉「こら穣子!悪い言葉を覚えちゃいけません!」
・秋姉妹への質問:既に秋が冬に侵食されているような気温な気がするけど気のせい?お二人は大丈夫?
静葉「大丈夫よ、暗くなるには早すぎるわ。
秋はまだまだこれからよ!」
とは言っても実際もう寒くないか?
私なんてもう暖房を使ったりしてるんだが…
穣子「魔理沙は寒がりだねー。
まだ11月なのに寒いなんて言ってたらこの先生きのこれないよ。」
お前らこそ、冬は大丈夫なのか?
というか冬は何をして過ごしてるんだ?
静葉「冬はすることもないし、憂鬱になって暗くなるわ。
そうすると、だんだんと存在も薄くなって気がつくと本当に消えていたり…」
え、お前ら冬になると消えたりするのか?
穣子「そういうときもあるかもね。
だから11月で寒いなんて言ってる暇はないんだよ!」
・静葉への質問:たわわに穣子、という言葉があるけれど、しずねーちゃんの場合はたわわ?それとも並?それとも魔理沙の
・と同じようなざんね……慎ましい感じかな?
静葉「なんだか腹の立つ質問ね…
私は…普通よ。
穣子とそんなに変わらないわ。」
穣子「えー?この前一緒にお風呂に入ったとき比べてみたら私の方が大きかったじゃん。
それで、その後お姉ちゃんなんだか怒ってたよね?」
静葉「余計なことは言わないで!
あー、なんだかますます腹が立ってきたわ。
落葉でも眺めて落ち着くために木を蹴飛ばしてくるわね。」
どう考えても鬱憤晴らしに蹴りに行くんだろ…
でも私も腹が立つから木を蹴りに行こうかな。
穣子「二人とも行っちゃった。
どうしてそんなに怒ったんだろ?」
・秋姉妹への質問 アップルパイとスイートポテトパイ、どっちが食べたい?
穣子「私はスイートポテトパイ!
お芋は大好き!」
静葉「穣子は本当に芋が好きね。
だからって生焼き芋の香水までつけるのはどうかと思うけど…」
こいつはそんな香水をつけているのか…
それで、静葉はどっちが食べたいんだ?
静葉「それじゃあ残ったアップルパイにしましょうか。
どちらも美味しいと思うけど、紅葉の色に似たリンゴから作られるアップルパイの方が私には似合っている気がするわ」
穣子「それにしても、こんなお話をしているとお腹が空くね。
…ああ、本当にスイートポテトパイが食べたい…」
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