・椛への質問 もし三匹の子ブタや赤ずきんちゃんや七匹の子ヤギに会ったらどうする?

椛「…食べませんよ?
白狼天狗はその辺の獰猛な狼とは違うのです。」

しかし、こうして見ると狼が悪者の話っていうのは多いな。

椛「私は厳密には天狗なので狼とは違いますけど、嘆かわしい話です。
なんとか狼のイメージ向上をできないでしょうか?」

それなら、お前も私のように異変を解決したりすればいいんじゃないか?

椛「えっ、別に魔理沙さんが良い人だなんて思ったことありませんけど?」

悪者の狼のように腹を裂いてやりたいな、こいつは。

・椛に質問:椛はわふわふ甘えん坊タイプ?それともしっかり者の苦労人タイプ?

椛「私は決して甘えん坊ではないですよ。
かと言って、しっかりしてるわけでもないですけど…」

どちらかと言えば苦労人タイプだろうな。
でも、さっきからの「」に対する態度を見てると怪しいもんだ。

椛「何が怪しいことがあるのですか…」

心の中では「」に甘えたいと思ってるんだろってことだよ。

椛「…そんなことはありません。
初めて会った人に甘えるだなんて…」

・椛に質問:好きな男性のタイプは?

椛「そ、そんなことをいきなり聞くなんて…
そういうのはもう少し仲良くなってから聞くものですよ…」

初心ぶってるんじゃないぜ。
いいから好みのタイプを教えてくれよ。

椛「んー…落ち着いている冷静な人が好きですかね。
私が融通の利かない性格ですから、それを支えてくれるような人がいいです。」

それって「」のことじゃないだろうな…渡さないぞ?

椛「別にそうは言ってませんよ…」

・椛への質問 初めまして、文から話は聞いてたよ。たしか狼の妖怪だったっけ、これからよろしくね。それじゃあ早速質問を2つさせてもらおうかな。
・1つ目だけど、はたてとも仲が悪いの?文と仲が良くないのはそれなりに聞いた事があるけど、はたてとの関係についてはあんまり聞いたことが無いんだよね。
・で、2つ目は…その耳とか尻尾をもふもふさせて貰えないかな。犬扱いはダメっていうのはわかってるつもりなんだけど、一目見たときからどうしても気になっちゃって…。

椛「初めまして。文さんから聞いてるということはろくな情報がないでしょうね。」

まあまあ、それで一つ目の質問についてはどうなんだ?
さっきは嫌いではないと言ってたけど。

椛「そうですね、はたてさんについては嫌いになる要素がありませんよ。
まあ、上司ですから馴れ馴れしくすることもありませんけど。」

それじゃあ、この質問に対する回答はこれで終わりだな。

椛「いやいや、質問が二つあると言ってるじゃないですか。
でも…耳や尻尾をもふもふですか…恥ずかしいですけど、わざわざ質問をしてくれる「」さんになら…」

他の奴だったら絶対に断るくせに…こいつも「」を狙う敵か…!

・椛に質問、嫁に来る気ない?

椛「「」さんの嫁にですか!?
そ、そんなのなれるわけないでしょ!まだ彼女でもないのに…」

まだだと?さっきから調子に乗るんじゃないぜ。
人の彼氏に手を出す悪い犬にはお仕置きが必要だな。

椛「犬じゃありません!
それに嫁にはなれないと言ってるじゃないですか…」

そこじゃないぜ。「まだ」彼女でもないってところが私を怒らせるんだよ。

椛「それは…思わず出てしまった言葉というか…
と、とにかく。嫁には行けませんよ。」

・椛への質問 もし隣の優しい老夫婦の犬をいじめたり、臼を盗んで焼くような意地悪な老夫婦を見たらどうする?

椛「動物をいじめたり盗みを働くなんて立派な悪事じゃないですか。
悪人を放っておくほど落ちぶれてはいません。然るべき対処をさせてもらいますよ。」

相変わらずの真面目君だなぁ。
これは花咲かじいさんの話だろ?

椛「だからなんだと言うのですか?」

ちゃんと犬目線での回答をしないとダメだろってこと。

椛「それなら、意地悪な魔法使いを老夫婦に見立てて物語通りにしてあげましょうか?」

・椛への質問 「だまれ小僧!!」って言ったことある?

椛「そんなに無礼な年少者に会ったことはないので言ったことはありませんね…」

これはもののけ姫の話じゃないか。
つまり、お前の正体はモロなんじゃないかって聞いてるんだよ。

椛「だったら私は死んでることになるじゃないですか。
確か、最後に首だけになってましたよね?」

首だけになるのはお前の得意技じゃないか。

椛「それは貴方と霊夢さんでしょ。
ゆっくりと言えばお二人のことをイメージする人が多いでしょうし。」

・椛への質問:上司に恵まれていますか?

椛「飯綱丸様もはたてさんもいい人だと思いますよ。
比較的、上司には恵まれているのではないしょうか。」

確かに龍は人格者という噂もあるし、はたても常識人だからな。
あいつとは違うよな。

椛「いない人の悪口を言うものではありませんよ…
まあ、文さんを擁護するつもりはありませんが。」

文とは言ってないぜ?
上司の悪口を言うなんて悪い奴だなぁ。

椛「なっ…嵌めましたね!?」

・椛への質問 お手、お座り、伏せ、ちんちん……できる?

椛「天・皇・陛・下ばんざぁああああああいいいいい!!!」

おお…どうした、突然KBCふうにキレたりして…?

椛「貴方がそのように怒るように誘導したんでしょうが!」

そうだけど、今まで拒否してたのにどうして今度はやるんだ?

椛「最後の質問ですからオチが必要ではないかと思いまして…
やっぱり、ユーモアも必要でしょう?」

ボケ方まで真面目なんだな…



以上、椛への質問でした!
質問を受けてみてどうだった?

椛「人間と関わることなんて普段はあまりないので新鮮でした。
たまにはこういうのも悪くないですね。」

悪くないどころか、ずいぶん「」のことを気に入ったように見えるけどな…
次の回答者についてはリクエストを募集中ってところだな。
特になければ今回は選ばれなかった慧音になるかな。
それでは最後に一言お願いするぜ!

椛「「」さんのおかげで楽しい時間にすることができました。
私も「」さんのことが色々と気になってきたので今度は私に質問させてくださいね。
あまり妖怪の山の外に出ることはできませんが、また会いましょう。」

というわけで椛への質問はここまで。
また次もよろしく!
椛への質問その2