魔理沙「「」、ここは誰の家なんだ?」

「…俺にも分からん…」

人里を歩いている内に誰かの家についてしまった。
誰がいるかも分からない家に来ても仕方がない。
さっさと引き返そうと思った、そのときだった。

運松「これ、君たち。
わしの釣り竿がどこにあるか知らんか?」

突然、家から出てきた爺さんが俺たちに話しかけてきた。

「ん?爺さんの釣り竿なんて知るわけないだろ?」

運松「本当じゃろうな?」

「くどい!」

思わず短気を起こした俺は爺さんを突き飛ばしてしまった。
後ろに倒れた爺さんがゆっくりと立ち上がる。

運松「むむむ…許せん!
勝負しろ!」

怒った爺さんがどこからか釣り竿を取り出してそれを俺に突きつける。
…釣り竿なら持っているじゃないか…

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