魔理沙「…私は「」のことが本当に好き…だけど…
心のどこかで…「」のことを恋人じゃなくて父親のように思ってた…
家族が誰もいなくて寂しかったから…
本当はまだ親に甘えていたかったから…
「」に父親を重ねていたんだ…
でも、それじゃダメ…なんだ…
それじゃあ「」は父親の代わりでしかないから…
「」が可哀想…だから…」

そこまで言って魔理沙は口を閉ざし完全に熟睡してしまったようだ。
…今のは魔理沙の本心なのだろうか…
魔理沙は俺に父親を重ねていたのか?
だが、そうだったところで俺はどうすればいいんだ…
いや、今は答えなど必要ないはずだ。
本心かもしれないが、今のは魔理沙の寝言でしかないのだから…
…夢を見ていただけなんだよな?魔理沙…



結局、俺は魔理沙の寝言には何も答えなかった。
魔理沙もそれ以上何かを言うことはなかった。

END2
デートイベントED2-1