「…大丈夫か…魔理沙…」

俺は魔理沙を背負って家まで戻ろうとしていた。
飲み屋で飲んだのはよかったが、魔理沙は少し飲んだだけで酔ってしまい潰れてしまったのだ。
初デートで緊張していたのは魔理沙も同じだったのかもしれないな。
ずっと店にはいられないので仕方なく酔った魔理沙を背負って帰ることにしたのだ。

魔理沙「「」…ごめん…」

「いいよ、これくらい。
たまにはお酒で失敗することもあるさ。」

背負ってもらっていることを謝っているのだと思ってそう声をかけた。
だが、魔理沙はそのことを言いたいわけではないようだった。
眠ってしまって夢でも見ているのだろうか、魔理沙は思いがけないことを言い始めた…

デートイベントED2