霊夢「どうして何度も神社に来るのよ!
嫌がらせのつもり!?帰ってよ!」

魔理沙「凄く機嫌が悪いみたいぜ…
とりあえず退散しよう…」

その方がよさそうだ…
俺と魔理沙は急いで石段を下りていく。
しかし、どうして霊夢があんなに機嫌が悪いのか少し気になるな…
どうしてもそれが頭から離れない俺は途中で足を止める。

魔理沙「どうしたんだ?」

「悪い、神社に忘れ物をした。
少しここで待っていてくれ。」

そう言って俺は神社に戻ることにした。
忘れ物などはしていないが、なんとなく魔理沙がいない方が霊夢が話しやすそうな気がしたのだ。

霊夢「また来た!
私を怒らせるつもり!?」

戻ってきた俺を見て霊夢が怒る。
とりあえず落ち着いてもらう必要があるな…

「いや、謝りに来たんだよ。
何度も来たりしてごめんな?
だから怒ってるんだろ?」

霊夢「そうじゃないわよ…
あんた、本当に分かってないのね…」

分かっていない?
なんのことか分からない俺に霊夢が近づいてくる。
ま、まさか殴られるのか!?
さすがに怒らせ過ぎたかと思った、そのときだ。

デートイベント神社3