アリス「よく来たわね。
二人の席は用意してあるわ。
貴方たちのデートを盛り上げるためにも精一杯人形劇をさせてもらうわね。」

魔理沙「一番前の席か。
「」座ろうぜ。」

俺と魔理沙は用意されていた席に座る。
アリスが言っていた通り、観客は大勢いた。
座って待っていること数分、ついに人形劇が始まった。

アリス「昔々のことよ、森の中に二人の魔法使いがいたわ…」

人形劇が進む。
ストーリーは二人の魔法使いが協力して夜が終わらない異変を解決するというものだった。

魔理沙「…なんだか、この劇を見ていると昔のことを思い出すな…」

「昔のこと?」

魔理沙「アリスと初めて一緒に異変を解決したことさ。
懐かしいなぁ…」

魔理沙は思い出に浸っているようだった。
劇は数々の戦いなどを経て、ついに異変を起こした敵の元まで来たようだった。
激しい戦闘の末、二人の魔法使いが勝利し敵を改心させたという。
二人の魔法使いはその後も友情で結ばれ、数々の異変を解決したというところで劇は終わった。

アリス「…以上で人形劇を終わりです
最後まで見てくれてありがとう。」

大勢の観客が拍手を送る。
もちろん俺も魔理沙もだ。

デートイベントアリス3-1