(貴女は勇者赤也に雇われた僧侶)
(ついにボスの前にまでたどり着いた…)
くぅ〜此処までほんっとにキツかった…
オレはアンタらを潰して平和を手に入れる!!!そしてセンパイと結婚すんだ!!!
真田「フン!ぬるいわ!色恋沙汰に浮かされた勇者など言語道断!」
柳「ふむ、相手はたったの二人か」
幸村「え?もう一人いる?」
(赤也の背から顔を出した)
(魔王と目が合った)
幸村「…!!」
(…!!!何故か彼とは友達にならねばいけない気がする…!)
幸村「…ねぇ、勇者。世界に手を出すのはやめるよ。」
えっ?
幸村「その代わりその子を差し出してくれるかな」
真田「幸村!?」
柳「正気か?お前が決めたことなら従う他ないが…」
いやいや話聞いてた!?オレはこの人と結婚すんの!!!
幸村「そうかぁ。じゃあ彼女自身に決めてもらおう」
(私は…)
勇者の背に再び隠れた魔王の手を取ったよくわからないから御曹司と結婚する魔導士の手を取った鬼の手を取った