<ピンポーン♪


(ミチルが寝付いてから数時間後、家のチャイムが鳴った

玄関に向かい、ドアを開けると…)






ごきげんよう。
これがあのちびっ子の御宅?わたくしの愛犬、オスカル3世の犬小屋より狭いですわねぇ。

…あら、貴女が使用人かしら?
下女如きがこのシンク様を見下ろすなんて頭が高いとは思いませんこと?早く跪きなさいな。





こら、シンク…。
愚妹がとんだ失礼を。大変申し訳ございません。
ボク…私は吾織さんのクラスメイトです。吾織さんがお休みしたので、プリントを持って参りました。こちらです。

吾織さんの体調は如何でしょうか。
…そうですか。問題ないのですね。安心いたしました。

…はぁ、一安心でござるなぁ〜…。
貴重なリアルメスガキが失われては世界の損失…拙者のネタも切れるところでござった……危なし危なし…

それにしてもこの大人女子…ミチルたんとどういう関係……?
母にしては若いような…姉?ロリおねフラグ?


『……え?』

…い、いえ。何でもございません。
では、あまり長くお邪魔すると悪いので御暇させて頂きます。


お前、あのちびっ子に伝えておきなさい。
「この摘院華シンク様から逃げるなど絶対に許されない」…と。いいわね?


シンミチ、尊…

おーっほっほっほ!!!
行きますわよ、ルリ。


…失礼致します。



(嵐のように現れて、嵐のように去っていった………


ミチルは普段学校で、どう過ごしているのだろうか……?)

名前:吾織 ミチル
11ざぁこ♡

ざぁ〜こ♡

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