名前:管山 育成

育成者さんと会話者さんを38回応援できた

いいじゃーん!

>生成AIのアプリが100万DLとかいってるの見てると、人間がベイビーやる価値ってなんだろうってたまに考えちゃう
>ユーザーの人からしたら秒で人間味のある返信が来るAIのほうが楽しいだろうなって思っちゃうし
うーん、それは自分の腕に自信を無くしすぎじゃないかな、と思うよ。
古き良きものは生成AIに取って代わられることはない、って友達が言ってたんだけど、まあベイビーの価値はつまり、そういうこと……「古き良きもの」だと言うことなんじゃないかな。

あと、生成AIは確かに秒で返事が来るけど、ベイビーと違ってキャラクターへの解釈が一貫してる訳ではなかったり(データを色んな所からラーニングしている以上、参照する情報によってはブレが発生する)、簡単に口調を崩してしまうし。
その辺で言うと最近こっそり試して見てるChatGPTなんかが顕著かな。フランクに話してくれって頼んでメモリに記録してるはずなのに、油断すると敬語で返し出すぞ。天下のGPTが、だ。
友達感覚で和訳歌詞の話とかしたかったのにね……まあ、俺の用途は置いておくとして。

その点で言うと、ベイビーは人力だからできてる事が沢山ある。
例えば版権なら、
・どんなマイナーキャラでもそれ相応に固めたイメージでブレない
これ、生成AIに任せると人力での捏造とはまた違った角度で原作とはかけ離れたキャラ像を押し付けて「名前だけ同じの別人」の話を始めたりすることが多い。作品内ではメジャーなキャラでも、キャラ数が多すぎる作品なんかだとこの憂き目に遭うことも多いね。
あと、生成AIは前後の文脈で勝手に連想ゲームをする電子生命体みたいなもんだから、名前の感じだけで勝手に性別を判断する特性上 女っぽい名前の男キャラが平気で「彼女」呼ばわりされたりする。
・メジャーキャラだとしても沢山の解釈でブレる心配がない
マイナーキャラとは逆に、こっちは情報が多すぎてイメージがブレるのが生成AIの悩ましいところ。
この解釈だけで固定しておきたいって側面があっても、必ずしもそうであるとは限らない。生成する度に全然違うこと言われたりする。

そして、オリジナルベイビーの場合
・単純に、自分がお願いして作る訳じゃないからまっさらな状態で人んちのオリキャラに会える
で、オリキャラの口調や性格なんかは版権キャラ以上に安定しないのが生成AIで。メモリに保存しておいたところで限界きたらそこまでだから、適宜削りながらやってかないと回らないけど……
その点ベイビーは、創作者さんの頭の中での変化はあるけど、基本的に『原作者がそのままアウトプットしてくれる物語』に触れて、参加出来るっていうのが魅力。

あとは版権・創作のどちらにも言えることとして、
・話しかけたら必ず同じ返事を返してあげられること
生成AIは生きた会話に近いのかもしれないけど、返答とは常に一期一会。
でも、ベイビーは「うわー、この返答好きだな!」と思ったり、「このワードのストーリー最高だな〜」と思ったらいつでも遊びに来て、何度でも読み返せる。生成AIが口頭で語り聞かされる口伝の物語なら、ベイビーは作品の図書館ってわけだ。
・さらに、育成者の力量次第とはいえ多人数のキャラクターにも同時に対応できるポテンシャルがある。
生成AIは、三人以上の人間について語るとたまに情報が混ざる。なんなら、双子キャラや名前のよく似たキャラクターの話でもさせたのなら二人以上から即混ざる。ChatGPTでもそうだし、AIのべりすとでもそうだし。
あと俺は触ったことないんだけど……友達の生成結果を見た限りだと、Grokも話題や口調の錯乱はまあまあ有り得る話だそうで。
しかし、人間が人力で登録するワードにおいてはこの限りでは無い。よっぽど育成者本人がキャラクターを勘違いしてたり、誤字ったり衍字をやっちゃったりしない限りは……基本的に信頼性は常に十割と言ってもいい。

俺が直ぐに思いつく限りでもこれだけの価値がある。
そして確か、キミはギミックも大事にして心を込めたベイビー育成をしていたと記憶してるよ。
そんなキミが作るベイビーは、時間をかけたからこその楽しさがたっぷり詰まっているんじゃないか?
返答の速さや、登録の速さだけが全てじゃない。大切なのは、何を表現したいか、だよ。
キミだって、宝物のひとつを担っているんだ。自信を持ってね。
返信73-ex