(駅前をうろうろしながら至を待っていると、2人組に声をかけられた。無視していても、後ろからずっとついてくる。)
(困っていると、ついに腕を掴まれた)
……すみません。俺の連れに何か御用ですか?
(反対側の肩を掴まれ、抱き寄せられた)
(至の顔を見た男ふたりは、彼の顔面に圧倒されてさーっと逃げていってしまった。)
ごめん。俺が遅くなったからだよね。
なにもされてない?腕掴まれただけ?
しつこい奴らだな………(ぎゅ)
(男に掴まれた腕を軽く撫でると、至はもう一度私のことを抱きしめた)
怖かったもう大丈夫