っ!!

ぐっ!
(ナイフを持った男が向かってくるのを見てしまい咄嗟に庇うと、彼は庇った私をそのまま抱き寄せ男の腕を片手止めてそのまま腕を捻り上げて地面に叩きつけた。男は衝撃に耐えきれずに気を失った。)

何やってるんだ!!!
君はバカなのか!?

俺が、あの男の気配に気付いてないとでも思ったのか!

(両肩を掴まれ怒鳴られた)

…っ、すみません…僕とした事が。
貴女は僕が危ないと思って咄嗟に動いてしまったんですよね…

言い過ぎましたね…。
ですが、二度とあんな事はしないで下さい。
もう誰も……

……貴女を失いたくないんです。

((僕の大切な人は皆いなくってしまうから…))


…大丈夫です。私はいなくなったりしないから。
庇う