(入間さんに言われたように、どうにかして隙間を開けなければならない…ということで、獄原君に協力してもらうことにした。)
あんまり手荒なことはしたくないんだけど…紳士はみんなの為ならなんでもしなきゃだよね。
ゴン太、頑張るよ!
うーん…やっぱり、引っ張ったりするだけじゃびくともしないね。
いっそどこかに叩きつけたりしたら壊れるかな…?
ちょっとミョウジさん、下がってて。
(その場から離れると、獄原君は校舎の壁に向かって思いっきり宝箱を投げつけた。)
(…校舎の壁に穴が開いた。)
あああっ!
…ご、ごめんなさい…ゴン太、そんなつもりじゃ無かったんだけど…。
(まぁ、モノクマ達が何とかするだろうから大丈夫だよ。協力してくれてありがとう。)
(…宝箱には傷のひとつも付いていなかった。穴はどうやら、モノクマーズがその日の内に修理したようだった。)
獄原君に壊してもらう