(…気付いた時には、真宮寺君は私の視界にいなかった。)


…僕がそんな手に引っかかるとでも思ったの?


(…うなじから背中にかけてが、生暖かいものによってどんどん濡れていく。)


(痛みを感じるより早く私は倒れ、意識は闇に飲まれていった。)


…姉さんと、仲良くしてあげてネ。



あ〜あ…