名前:真宮寺 是清
抜き取った神経41本目
美しいヨ…!
レイアウト切り替え
セーブデータへ
お気に入り登録
(彼の周りをぐるりと回って、様子の違う場所を探す…。)
(…と、細い枝の一つに、鈍い赤色を放つ何かがくっついていることに気がついた。)
(…林檎だ。)
(血のように赤い林檎が実っていた。花が咲いた様子もなかったのに、いつの間に実ったのだろうか。)
(私は思わずそれを手に取った。…どこか懐かしい匂いがする。)
(力を入れずとも、それは容易く枝から外れてしまった。手に馴染む重さが心地いい。)
∀どうやらもう時間が無いようネ
∀望みを託して