名前:轟焦凍
蕎麦23枚目
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悪ぃ、歩くの早かったか?
…掴むならこっちにしとけ。
(手を繋ぎなおすと、焦凍君はさっきよりもゆっくりと歩き出した)
(隣を歩くその横顔を見上げて、思わずへらりと笑みが零れる。と、そんな私を見た焦凍君が、ほんの少しだけ、口元を緩めた)
(ああ、やっぱり、)
(この人のことが、とても好きだなぁ)
袖を掴む