……っ、

(自分も泣きそうに顔を歪めた焦凍君に、ぎゅうと強く抱き込まれる)



……◯◯。

(嗚咽を零すたびに揺れる身体を落ち着かせるように、大きな手が何度も背中を撫でる。
焦凍君は何も言わず、ずっと、温度を分けてくれていた)


泣きじゃくる