〇〇さん、すみません。お待たせしました、…………おや……。
…眠ってしまったのですか。まあ、此処は外の音も聞こえませんし、眠くなってしまう気持ちも分からなくは無いですが。
(VIPルームのソファでうたた寝をする貴方にそっと上着を掛け)
……フフ。しかし、VIPルームで居眠りをする客人なんてはじめてですよ。
僕の前では気を抜くな、気を許すな、がこの学園の生徒内での暗黙のルールだと聞いていたのですが、どうやら〇〇さんは例外のようだ。
(マジカルペンをくるりと回し、室内の温度を少し上げる)
……さて、書類の整理でもして、起きるのを待つか…。