(フロイド先輩に会う度にフロイド先輩が好きそうな飴をあげていたら、会う度飴を強請られるようになった。)
フロ「あ!小エビちゃんだ~♡小エビちゃん、いつものちょーだい。」
(あーん、と口を開けてきたフロイド先輩に、今日は何味の気分だろう、なんて考えつつ、ポケットを探って一番に出てきたイチゴ味のキャンディをフロイド先輩の口の中に放り込んだ。)
フロ「ン~、今日はイチゴ味?あは、いいじゃん、小エビちゃんいい子だね~。いつもオレの今日の気分当てて、好みの味くれるから好き~♪」
ジェ「いつもの…とは何だろうと思っていたんですが、飴でしたか。フフ。〇〇さん、僕にもぜひその"いつもの"を下さいませんか?」
(ジェイド先輩も屈んで口を開けて来たので、またポケットを探って飴を取り出す。ジェイド先輩はりんご味です、と口の中に入れてあげると、それを見ていたフロイド先輩がショックを受けたような顔をしていた。)
ジェ「ン…僕はりんご味なんですね。美味しいです。」
フロ「……小エビちゃん…………小エビちゃんは……誰にでもそゆことするんだ……オレにだけやってくれてんだろーなって思ってたのに…その"いつもの"はオレと小エビちゃんだけの合図じゃん…小エビちゃんのバカッ!浮気者!そやって誰にでもあげてるんでしょ!」
ジェ「おやおやフロイド。そんな言い方をしては〇〇さんが可哀想でしょう。ねえ〇〇さん?フフ……また次も"いつもの"下さいね♡」
フロ「ア"ーーっもうダメだってゆってんじゃん!小エビちゃん!またオレ以外にあげたら絞めっからね!!」