(激混みの食堂で、空いている席を探す。いつもなら私かエーデュース、早く授業が終わり食堂へ来れたメンバーが席を取っておくスタイルなのだが、今日は皆で仲良く飛行術だったので着替えの時間もあり遅くなってしまった。
どこか無いかな〜とキョロキョロ見渡すと、座っていても存在感のある、オクタヴィネルの三人と目が合う。
フロイド先輩がにぱ!と笑って、ぶんぶん大きく手を振った。)
フロ「小エビちゃーん!席探してんの?ここ空いてるよ!ここ!」(べちべちとフロイド先輩の隣を叩いている。ジェイド先輩が小さく手招きをしていて、アズール先輩は大声を出してべちべち隣を叩くフロイド先輩を見て迷惑そうに眉間に皺を寄せていた。)
エ「…オレら裏庭で食ってくるわ。昼飯パンだし」
デュ「そ、そうだな!…グリムはどうする?〇〇とグリムなら、詰めればなんとか…」
グリ「絶対ぇイヤなんだゾ!!!!」
エ「ウワッちょっ、しがみつくな!重いんだからさ〜!!」
(グリムがエースの片足にガシ!としがみつく。仕方ない、と、デュースにグリムのお昼のおにぎりを託し、三人の人魚が待つ席へと向かった。)
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