あ。
(あ。と思った時にはもう遅く、突然突風が吹いてスカートが全力でめくれた。周りにいる人の視線は全て私の方に集まっていた。死。)
…………
………………ソコのサバナクローの雑魚二匹とぉ、ハーツラビュルの雑魚と、あとその窓の影からコッチ見てるイグニハイドのオタクくん。
あと二階の窓から見てたオクタヴィネルの三匹ね。見たよね?絞めまーす。
逃げても無駄。顔覚えたからな。
(一番近くにいたサバナクローの生徒の胸元の服をガッと掴んだ。足が浮いて、苦しそうな声が聞こえる。)
見えてラッキーとか思ったぁ?すげーニヤニヤしてたもんねぇ。良かったねぇ。じゃあちゃんと対価払わねーとぉ。
ハ?オイ、この程度で何気ィ失いそぉになってんの?対価払えっつってんの。この程度で許されると思ってんじゃねぇだろうな。
好きなトコ選ばせてあげんね。ドコがいい?お前って右利き?んじゃあ左手にしとく?オレちょー優しいから利き手は避けといてあげる。それとも足にする?ねえ。おい。聞いてんのかよ。
ふ、フロイド先輩…!ストップ!私は大丈夫ですから!ねっ!!