なッ、………………ッあ、あなたのものになった記憶はありませんが!?
……ふ、ふん。知ってるんですからね、僕。貴方が双子に、”オレ・僕らの小エビ”と呼ばれているのを。あなたがあいつらの小エビであると言うことは、逆も然り、ではないのですか?
双子を手の内にしておいて、更にはこの僕まで欲しいだなんて、随分と欲張りな小エビのようですねぇ〇〇さんは!
言っておきますが僕は安くはありませんよ。タダで誰かのものになるつもりなど毛頭ありません。
僕が欲しいのならばそれ相応の対価を頂かなくては。
……。…………〇〇さんがあの双子に嫌気が差して、あいつらの小エビなんてやってられない!……というのであれば、まあ、その。考えて差し上げてもいいですが。