！ ……、

(隣に座ってるフロイド先輩にお腹の虫の音がばっちり聞こえてしまったのか、にんまりと笑われた。は、恥ずか死……)

(なんだかまた鳴ってしまいそうで、俯いてお腹を抑える。鳴るな鳴るな……と祈っていると、フロイド先輩がゴソゴソとジャケットのポケットを漁っているのが見えた。
私のノートの上に、ポケットの中から取り出したらしい飴玉やらチョコレートやらをぱらぱらと転がした。

え、と思って隣を見たら、ぱちっとウインクされた。)

フロイド先輩、さっきはありがとうございました