名前:フロイド・リーチ

ポイントカード128枚目

ラブ…

ぉあっ、ちょ、小エビちゃんあぶね!

(フロイド先輩が躓いて、ソファに座る私の上にべしょっと飛び込んで来た。
思わず目を閉じて、そろそろと開けると、フロイド先輩の顔が間近にあった。私の顔の横に手をついて、押し倒されている形になっている。)

あ、あっぶね……ご、ゴメンネ小エビちゃん…脚長すぎて自分の足に躓いちゃったぁ~…なんつって。あは。

………、

(押し倒された形のまま、私を見下ろしてジッと黙り込む。)

……あは。や、なんかぁ、事故とはいえラッキーな姿勢だな~って。
小エビちゃん、こぉやってオレの下にいると、すげーちっちゃく感じるね。

いっつも身長差で見下ろしてるけどぉ、……なんかこれは、へんな感じ。ね?小エビちゃん。
小エビちゃんも緊張してんね。どしたの?オレにとって食われそぉで怖いんだぁ?あは。カワイイね。下りて欲しい?ど~しよっかなぁ~~。

(顔を寄せてきて、鼻の頭にちゅ、と口付けた。
そしてぱっと私の上から下りた。)

…あれ?どしたの、なぁんか物足りなさそな顔しちゃってぇ。
もっとして欲しかった?……なぁーんて。あはっ。