…………
(数歩ゆっくりと下がると、フロイド先輩も数歩歩み寄って来る。それを何度か繰り返すと、背中が壁に当たった。)
……あは♡残念でしたぁ。
(長い脚が私の真横をガン、と蹴る。)
つーか、なぁんで逃げんの?オレ、そうやって後退りされるとさ〜、逆に追い詰めたくなっちゃうんだよね。
追い詰めてぇ、とっ捕まえねぇと気が済まなくなんの。逃げるんならさ、小エビちゃんは体がちっせーんだから、それ活かして逃げなきゃダメだよ。
じゃねーとぉ、こうやって捕まっちゃうんだかんね〜♡あは。小エビちゃんゲット〜
(ひょいっと子供を抱っこするみたいに抱き上げられた)