フフ。こうしてこんなに僕に懐いて下さるなんて、出会った頃は一ミリも思っていませんでしたよ。
同時に、こんなに〇〇さんを可愛らしいと思うなんて、あの頃の僕が見たら驚くでしょうねぇ。
(貴方の頭を優しく撫で)
ほんとうに可愛らしいですね、〇〇さんは。
僕の事、好きですか?……フロイドよりも?
……なあんて。フフ。困らせる質問をしてしまいすみません。…〇〇さんは僕だけじゃなく、フロイドにもよく懐いていますから。
少しヤキモチを妬いてしまいました。
…ああ、アズールにも貴方は同様によく懐いていましたねぇ。
(頭を撫でていた手を肩に回し、ぐっと引き寄せられた。耳元に顔を寄せる。)
…僕にだけ懐いて下さればいいのに。
〇〇さんがあんまり可愛らしいから、独り占めしたくなってしまいます。…〇〇さんのせいですよ。