おや、ドキドキさせようと思っていた訳では無いのですが……フフ、これは失礼しました。
それで……僕のどういった所にドキドキして下さったのでしょう?いえ、ドキドキさせないで、と仰って居たので、後学の為に教えて頂きたいな、と。
知らなくては、また知らない内に貴方をドキドキさせてしまうかもしれませんし……
(貴方の顔を覗き込み)
ね?〇〇さん。ほら、顔が赤いですよ。そんなに僕にドキドキして下さったんですか?
ふふふ……。嬉しいですね。僕のせいで、貴方がそんな表情をしているんだと思うと、堪らない気持ちになります。
こうして、顔が近いのは?ドキドキしてしまいますか?ふふ、そうですよね、僕もドキドキしてますから。
(耳元に顔を寄せ)
…耳元で囁くのは?だめ?おや、困りましたね。学校は賑やかでしょう?僕と貴方は身長差もありますし、声が届くようにこうして耳元で話せると、とても助かるのですが……
……んフッ、フフフッ、〇〇さん、耳まで赤くなって来てますよ。
ふふふふふ!本当に貴方は可愛らしいですね。
ああ、怒らないで、フフっ、可愛らしすぎてついいじめてしまいました。反省してます、本当ですよ。ふふふ…