ぇ、っ!
(唇の横の黒子を人差し指でつん、と押すと、びくりと肩が揺れた)
……、な、なんです、今の……?
はい?…ホクロを押したかっただけ?
なんですかそれ……。
…〇〇さんは本当におかしな方ですね。何をされるのかと身構えてしまったじゃないですか…。
……それで、ご満足頂けましたか?
そうですか、それは結構。
(そう言って腕をつん、と押された)
………ここ。以前腕まくりをした時にホクロがあったでしょう。
対価として僕も同じ事をさせて頂きました。
……なッ、なんとなく目に付いたから覚えていただけですよ?たまたま、なんとなく…ええ、なんとなくです。他意はありません。
……先輩のえっち…(赤くなる)