(ぽつりとそう零すと、双子はお互いに目を合わせて、同時に吹き出した。)
フロ「んははは!ないない!大丈夫だよぉ小エビちゃん、小エビちゃんならぁアズールのタコ足もぎ取ってその場で刺身にして食ったとしてもアズールに嫌われねぇから!」
ジェ「ンフフッ、そうですね、寧ろ喜びそうではないですか?自分の足が〇〇さんの血肉となるんですから。」
フロ「あは!そーかも。…てかぁどしたの急に?なんかアズールに言われた?大丈夫大丈夫、アズールはほらぁ、お年頃だからさ。素直になれねーの。」
ジェ「ええ、そうなんです。アズールは意地っ張りな墨吐き坊やなまま身体だけ大きくなってしまったので…。貴方を嫌いになんてなっていませんよ、絶対に。」
フロ「小エビちゃん落ち込んじゃってカワイソぉにねぇ〜。おいでぇ、ぎゅぅってしてあげる。」
ジェ「アズールの前でも沢山ギュッてしましょうか。羨ましがってもっと拗ねてしまいそうですが。ふふふ…」