それはそれは…悲しいですねえ。僕としてはこれからも貴方とは良い関係を築いて行きたいと考えていた所だというのに。
怖がらないで下さい。
まあ、貴方には迷惑をかけてしまった前科はありますが……別に、無理矢理貴方に契約を迫ったりしませんし。僕と仲良くしておいて、〇〇さんに損は無いと思いますよ。
(そう言って近付いてきたアズール先輩に思わず一歩下がる。)
……。
………なんですか、そんなに避ける程ですか。
僕のどこが怖いというのです?是非詳しく教えて頂きたい。〇〇さんにはなるべく優しくしようと努力しているつもりなんですが。
あなた、フロイドやジェイドとは普通に接しているじゃないですか。あの二人を怖がらないのに僕を怖いと言うのですか。
…もういいです。出直します。
必ずや近いうちにもう怖くなどないと貴方に言わせてみせます!その為にもまずあなたに僕がいかにフレンドリーで優しい男であるということを分かってもらうためのプランを練らなければ……