! …〇〇さんですか。ええ、勿論。どうぞ。
(選択授業の魔法史で教室に入るとアズール先輩が先に座っていたので、その隣にお邪魔する。グリムが嫌そうな顔をしたけど、気にせず椅子に座った。)
…珍しいですね。いつものご友人二人は?それにフロイドとも別ですか。
いつも間に入る隙が無いくらい、貴方は必ず誰かと一緒ですからね。
(教科書を開き、トン、と指先である箇所を指し)
今日は恐らくミニテストがありますよ。以前習ったココとココ、それとこっちの箇所に目を通しておいた方がいいです。
……、…なんです?別に、教えた事へ対価はいりませんよ。
…ただ、僕の隣に座ると利点がある、ということを〇〇さんに分かって頂ければ、それで。
利点がなくても、隣に座ってましたよ