……食べる必要あります?キノコ。
ああ……もしかしてジェイドに気を使っているのですか?確かに、あなたに食べさせたいとかなんとか言いながらキノコを育てたり山から取ってきたりしていますが…。
……〇〇さんも苦手だったんですね、キノコ…。
…いえ、僕は食べれなくは無いのですが……。
ジェイドがあの通りしょっちゅう賄いにキノコを使いまくった料理を連日作ったり、新メニューにキノコを使わせろだのと大量に持って来たりして正直もう一生分のキノコを食べた気分なんですよね。
誰しも好き嫌いはあるものですから…僕と契約してまで無理に食べる必要はないんじゃないですか?
僕からもジェイドに根回ししておきますよ、〇〇さんが本当はあまりキノコが得意ではないと。そうすれば流石に無理強いはして来ないでしょうから。