ギリシャ神話に登場する竜の一体。名前はラードゥンやラドンとも記載されるけど某東宝怪獣とも被るしこの項目ではラードーン表記だよ。
エキドナとテュポーンの間に生まれた百の頭を持つと言われるドラゴンで、口からは炎を吐き、頭を交代で眠らせることで眠らずに警戒ができるという能力を持っていたの。
この力で世界の西の果てにあると言われて居た「ヘスペリデスの園」にある、女神ヘラの果樹園に生えている黄金の林檎の番をしていたよ。
英雄ヘラクレスは「十二の試練」の中でこのドラゴンが守る黄金の林檎を取ってくるように言われ、ヒュドラーの毒がついた矢を投げてこの竜を倒し林檎を取って帰ったよ。
その後、ラードーンはこれまで果樹園を守ってきた功績を買われ空に上げられて「りゅう座」になったとか。りゅう座の伝承はいくつかあるけどこれが最もメジャーなものかな。
別の伝承ではヘラクレスはアトラスに頼んで林檎を持って来させたのでこちらではラードーンは健在だよ。アトラスがリンゴを持ってこれたのはヘスペリデスの園で働くニンフ達がアトラスの娘だったかららしいね。
余談になるけどその名前はウガリット神話に登場する大蛇「ロタン」が元になっていて、この大蛇はリヴァイアサンの原型になっているとも言われているんだよ。
創作物ではラードーンとしてはメガテンや最強王伝説なんかに出てるね。
りゅう座としてみるとグッと出番が増えて聖闘士星矢のドラゴン紫龍を筆頭に仮面ライダーフォーゼやキュウレンジャー、遊戯王のサイバー・エルタニンなんかのモチーフになってるよ。
ラードーン