「さて、この階段を上っていくと神社があるわ。
そこに住んでいる巫女に記憶がないことと突然この世界に来たことを話すといいわ。
たぶん、面倒を見てくれるはずよ。
本当は私の家に泊めてあげたいんだけど、ちょっと無理なのよ。
それから私の名前は出したらダメよ、怪しまれるかもしれないから。」
そう魅魔に教えられた。
色々と世話になったし、お礼を述べることにした。
「お礼なんていいのよ、貴方は私の運命の人なのだから。」
だから、そんなつもりないっていうのに。
「…「」、という名前だったわね。
貴方は私が願って現れたわ、きっと何かがあるのよ。
そのことと明羅よりも私を選んだこと、忘れないでね。」
そう言い残すと、魅魔は空を飛んでどこかへと去っていった。
「さて、博麗神社か…」
俺は神社を訪れ、そこの巫女である博麗靈夢に出会った。
魅魔に教えられた通りに話すと、記憶が戻るまでこの神社に住まわせてもらうことになった。
その翌日、魅魔が神社に現れてまた色々なことを教えてくれた。
それから毎日のように魅魔はやってきて、俺たちはよく話すようになった。
こうして、この不思議な世界での俺の生活は始まったのである。
出会いイベント08