先ほどの刀を持った人が立っていた。
どうやら追いかけてきたらしい。
「うん…?魅魔か。
ここで何をしている。」
「それはこっちが聞きたいんだけどねぇ。」
刀を持った人が緑髪の人に話かけている。
知り合いなのか。
「私はこの異世界人(の力)を貰いにきたところだ。」
「何?あんたもこの人を狙っているのかい!」
緑髪の人が驚く。
何か話がややこしくなっている気がするな。
「お前も狙っていたとは…
やはり何か力を持っているらしいな。」
刀を持った人がチラリとこちらを見て言った。
「渡さないよ!
この人はもう私のものなんだから。」
緑髪の人が言う。
この人のものになった覚えはないが。
「こういうのはどうだい?
この人に直接どちらがいいか選んでもらうっていうのは。」
「ふん!いいだろう。
後悔するなよ。」
二人がこちらを向く。
「さあ、私の方へ来て。
私の運命の人!」
「私の方へ来い。
来なければ…分かっているな?」
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