(酔いつぶれた助手を寝かせたあと、貴方は一人薄暗い廊下を歩いていた いつも炊事洗濯して動き回っているイキシア達は充電中なのか、人の気配は全くなかった。)

(ふと、耳を澄ますとジャリッジャリッと土を踏むような音が後ろから聞こえる…?)

《ヒューン…ワンッワンッ》

(犬…?何故こんな研究所に犬が…ふと振り返った貴方…その姿に鳥肌を覚えた。)

(その犬は、明らかに他の犬とは違い、背中には、鋭利なメスが無数に刺さっており、手足は無惨にも折れ曲がっていた。)

(その犬はズルリズルリと曲がった脚を引きずりながら、すぅっ…と病室へと溶け込んでいった。) 

(貴方はすっかり酔いが冷め、その場に立ち尽くした。)



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